苦しんでいる人を助ける方が私には向いている
弘善会グループは急性期医療からご自宅の療養、介護、福祉までさまざまな健康ニーズにお応えする「トータルケア」を目指しています。 私は「外科、脳外科として大学病院で勉強や研究を重ねるスペシャリストを目指すより、とにかく困っている人を助けたい。何よりも今、苦しんでいる人を助ける方が私には向いている」と思っておりました。その第一歩として、1988年に大阪市住之江区に救急病院である『矢木外科病院』を開設いたしました。そして6年後の1994年に救急総合病院『弘善会病院』を設立いたしました。
「必ず命をその場で救える医療」を目指して
医療は日進月歩。名医が時間をかけてすることを一瞬でやってしまうような機械の開発も進んでいます。そんないい機械をどんどん取り入れながら、さらに進んだ治療をしたいと考え、2008年「必ず命をその場で救える医療」を目指し東成区に脳外科・整形外科を中心とした脳卒中外傷センター機能を有する矢木脳神経外科病院を建設いたしました。この病院を中心に、いままで以上に大阪市内及び大阪東部地区の急性期医療に貢献していく決意です。また今後も生野区、住之江区、住吉区にある施設と病院を介して、地域医療介護の一翼を担うべく、なおいっそう努力していきます。
救急医療から老人ケア、そして在宅医療まで
救急医療から老人ケア、在宅医療と、一連の流れをもった医療を今後も展開し、医療・福祉を通して、心の触れ合い、コミュニケーションの場を広げることができれば最高にすばらしいことだと思います。