弘善会

TENAマイスター認定集まれ!

TENAマイスターとは、「ひとりの人を大切に」という理念のもとに、おむつを使用する人の尊厳を守り、安全で快適なコンチネンスケアができる者の事です。

マイスターの試験を受けようと思ったのは、尿漏れで衣類やシーツを汚染し患者さんに不快な思いをさせ、看護スタッフもおむつ交換に多くの時間を取っていました。

そこで、おむつをやむを得ず使用しなくてはいけない方が、おむつを付けていることを気にせず気持ちよく過ごしてもらえるように、誰がケアに携わっても、安全・快適性に配慮して自信を持っておむつを当てることができるようにとの考えからでした。

マイスターになるには、DVDで自己学習後、実技と筆記試験を行い合格すれば、写真のマイスター認定のバッジを授与されます。

はじめは3人が合格し、そのマイスターが指導教育を行い、今では52人がマイスターとなりました。マイスターが増えていくことで、患者さんの尊厳を守り、患者さん中心のより良いケアが行えると信じています。

(矢木脳神経外科病院 副看護部長 梅田 麻由)

 

★TENAマイスター認定試験について

TENAはスウェーデンで生まれた、世界で大きなシェアを誇る排泄ケア用品ブランドです。排泄ケア(コンチネンスケア)は、「心のケア」ともいえ、人間の尊厳に大きく関わるとされています。TENAブランドは、コンチネンスケアの正しい知識を備えていることでも一目おかれているブランドです。

寝たきりや安静が多い当病院で患者さんの尊厳を考えた排泄ケアを提供できることを目的に、2017年「排泄ケアチーム」を立ち上げました。その活動の一つとして、TENAの試験官に来ていただき、TENA独自の試験である「TENAマイスター認定試験」を定期的に行っています。排泄ケアチームでマイスターを取得したメンバーも試験官となっています。

試験は、

・TENAフレックス (立っている状態、横になっている状態での装着)→ウエストがベルトタイプで、動きやすく立っている状態でも簡単装着できる

・TENAスリップ (横になっている状態での装着)→尿漏れや便漏れの不安を解消する一般のオムツ型

という2タイプのおむつで計2パターンの装着試験と筆記試験を行います。

試験全てをクリアして無事合格となります。