弘善会

 

7月11日(水)こうぜんかい・はうす生野にて、生野包括チーム主催の勉強会が行われ、法人だけではなく、地域住民の方、他事業所の訪問看護師、ケアマネジャー、介護士の方も含め、約40名の方にご参加いただきました。

今回の内容は、「脳卒中~見逃すな!その症状!!~」と題し、矢木脳神経外科病院の梅田師長が講師をされました。

要介護の原因として上位を占める脳卒中の種類やその症状、原因や治療方法、また利用者様と関わる職種として非常に大切な 脳卒中を疑った際の対処法や患者と家族の心についても分かりやすく紹介、勉強会後は参加された方からの質疑応答など、有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

勉強会の内容を少しだけご紹介します!

覚えておいてほしい「Time is brain」!という言葉。

脳卒中は「FAST(ファスト)」の言葉を頭の片隅に!!そして救急車を!

脳卒中の治療には、時間の制約のある治療も多々あり、脳卒中の症状が現れたら、一刻も早く治療をうける必要があります。時間はあっという間に過ぎてしまいます。

脳卒中治療の合言葉として、「Time is brain(タイム・イズ・ブレイン)」という言葉があります。 いかに時間を浪費しないかが脳卒中治療のかなめとなることを表している言葉です。

ですから、もし脳卒中を疑う時は、「F」はface(顔)、「A」はArm(腕)、「S」はSpeech(言葉)の三つの症状、たとえば顔の麻痺、腕の状態、思うようにしゃべれているかを確認し、おかしいと思ったらすぐに救急車を呼ぶことが大切です。そして、「T」Time(時間)は何時に発症したかの確認!これは治療の際に、重要な情報となります。