前回の投稿では、自主トレーニングを実施していく上で重要なポイントをご紹介しました。
それでは、皆様は具体的にどのような自主トレーニングを実施しておられますか?
当ステーションをご利用中の皆様にお聞きすると、「入院中に自主トレーニングの指導を受けたけど、忘れた。」、「とりあえず、立ち座りを繰り返しています。」などなど、様々な訴えが聞かれました。
そこで、今回からの投稿では、自主トレーニングの具体的な方法についてを、シリーズに分けてご紹介していきます。
皆様は、手のリハビリを実施する上で、どのようなことを注意して取り組んでおられますか?
なんとなしに指を伸ばしたり、曲げたりするだけになっておりませんか?
まず、手のリハビリを実施していく上で重要なこととして、【指先全体が硬くなっていないこと】が非常に重要です。
特に、指先の筋肉は小さな筋肉や靭帯などの軟部組織が多く、硬くなってしまいやすいため、日頃から指先が硬くならないように注意を払う必要があります。
上記の記載しました筋肉は、指先を使用する上で非常に重要な筋肉となり、日頃からこまめにマッサージやストレッチなどを実施することが非常に重要です。
回数やセット数に取られず、テレビを鑑賞しながら、ゆっくりとくつろいでいる時など、何気ない時で結構ですので、上記の筋肉に対してマッサージを行うことを意識して取り組んでみて下さい。
いかがだったでしょうか??
今回は、手のどの部位にマッサージを実施すれば良いのか、お伝えしました。次回は、【手のリハビリ パート②】にて、より具体的な内容をご紹介していきます。
乞うご期待ください!!
弘善会グループ 脳梗塞リハビリステーション
チーフ 三上翔太