皆さまは、脳卒中後の自主トレーニングについて、どのようにご理解されていますでしょうか?
脳卒中後遺症を呈すると、脳卒中発症前と比較して、生活レベルにおいて活動制限や参加制約が生じてしまうことが多いと思われます。そして、ご病気を発症する前に実施していた日常生活や趣味活動などをやむなく諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?
このように、元の生活水準やそれに近しい状態まで改善するためには、長期的にリハビリを続けることが重要です。この際、医療機関や介護保険サービスを利用しリハビリを受けるのも一つですが、やはり自主トレーニングをどれだけ継続できるかも、重要な要素となってきます。当ステーションを利用されている利用者様からも、「なかなか継続できない」、「どのように実施したらいいかわからない」などのご意見が多数聞かれます。
そのため、今回は脳卒中後遺症でお悩みの方が自主トレーニングを継続するためのポイントを、パート①、パート②の2回に分けてお伝えしていこうと思います。
さて、自主トレーニングを継続してためには、どのようなことが重要になるのでしょうか?
上記でお伝えした通り、脳卒中後遺症でお悩みの方は、生活において制限や制約が生じている方が多いと思います。
そのため、自主トレーニングを継続するためには、
そのため、目的や目標が明確であれば、自ら行動を起こしたり、自主トレーニングを継続するための原動力となります。
日常生活や趣味活動など、何でも結構です。
何か達成したいと思う目標を、今一度考えてみてはいかがでしょうか?
いかがだったでしょうか??
今回は、自主トレーニングを実施する上で重要な要素を一つご紹介しました。次回は、自主トレーニングを継続するポイントをもう一つご紹介したいと思います。
今後も、皆様に有益な情報を提供していきたいと思います。乞うご期待ください!!
弘善会グループ 脳梗塞リハビリステーション
チーフ 三上翔太