矢木脳神経外科病院リハビリテーション科では、VRを用いたリハビリの導入に向けた検討の一環として、VR技術を応用したリハビリ用医療機器「mediVRカグラ」の体験会を実施しました。
医師やリハビリ科職員などが実際に体験し、ゲーム感覚で行うリハビリの効果を実感しました。
「mediVRカグラ」は仮想空間で的に手を伸ばすことで、姿勢バランスや認知機能を鍛える医療機器です。
座位での運動も可能なため、認知症や脳卒中発症後の患者様にも適応可能です。
患者様のQOL(生活の質)向上、入院促進、そして在宅支援に向けて、VRの導入も視野に入れながら、今後もより良い医療の提供に努めてまいります。
■期待される効果
・普段反応が乏しい方にも、動作を促すきっかけとなる刺激を提供できる。
・リハビリへの意欲が低い方でも、「やってみたい」と自然に感じられる工夫が施されている。
・在宅リハビリにも応用可能。
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