弘善会グループでは、こまめな換気、アルコール消毒はもとより職員のマスク着用の徹底、患者様・利用者様の社会的距離の確保に取り組んでおります。
矢木脳神経外科病院では、病院内を患者様とマスキングテープを用いて作成した貼り絵で飾り付けています。
病院内に絵を飾っていることもホスピタルアートの一部ではありますが、患者様自身・スタッフが制作に関わることで、病院での療養生活や働く意欲にも影響があると報告されています。
療養生活を送る患者様・勤務するスタッフが少しでも心地よく過ごせる環境ができればよいと考えています。
6月は梅雨でジメジメして、気分を落ちこみやすいですが、晴れ間から見える虹や彩とりどり咲いている紫陽花を見ると少し気分が晴れる気がします。
そこで、少しでも皆さんの気分が晴れるように「紫陽花と虹を眺めている女の子」をイメージして制作しました。
~ ホスピタルアートとは ~
スウェーデンをはじめ日本でも実施されているホスピタルアートは、病院内や介護現場の環境にアートを 取り入れ心和む環境を整え、治療的効果・良好な刺激 を生み出そうとする取り組みです。
病院や老人施設に鮮やかな色彩が駆け巡り、人々の 心を躍らせるホスピタルアート。
「きれい」「癒される」 といった五感を刺激するだけでなく、働く人々のモチベーションも高めていく力も持っています。
マスキングテープアートは、どこにでも簡単に安全に使えるマスキングテープを用いてちぎり絵のように作品を制作します。
マスキングテープがあれば、年齢や環境・能力・個性を超えてアートをもっと 手軽に楽しむことができます。
また、患者さんやご家族と一緒に制作を楽しむことができ、自然と人の輪が生まれます。
〒537-0011 大阪市東成区東今里2丁目12−13