3月14日(木)アロンティアクラブにて 住之江包括チーム主催による勉強会が行われ、約35名の方が参加されました。
内容は、「生きててよかった」私たちにできること 緩和ケアについて、矢木クリニックの中田 英伸先生に講師をして頂きました。
2006年がん対策基本法の制定により、がん患者の意向を十分尊重したがん医療提供体制が整備され、がんと診断された時からの緩和ケアが重要視されてきましたが、国民の医療用麻薬への誤解など緩和ケアへの理解や周知が進んでいないのが現状です。
がん患者の70%は痛みを感じており、その他様々な症状に悩まされています。今後、私達は患者の気がかりや苦痛が何なのかを、まず「開かれた質問」により聞き出し、切れ目のない緩和ケアにつなげていくことができる体制を整備する必要があります。「経験も大切ですが、いろいろな研修に参加することにより知識を習得し、今できることから始めていきましょう」と中田先生からのアドバイスを頂き、参加者も真剣な眼差しで聞き入っていました。
弘善会プラチナネットワーク 住之江包括チーム (あろんてぃあ・はうす住之江 施設長 荻野 淳)