2月28日(水)アロンティアクラブにて、村田作業療法士による勉強会「MMSEの評価」(実践と分析) が行われました。
MMSEとは、認知症の疑いのある方ために開発された主に記憶力、計算力、言語力、見当識(現在の日時や日付、自分がどこにいるかなどを正しく認識しているか)を測定する11項目の検査方法です。認知症リハビリをする上でも、その評価が大変参考になっているため、検査を正しく行うことが重要になってきます。
勉強会では、実際に、参加者同士でMMSEを体験。検査を行う場合、質問のアレンジは禁止、体調を考慮するなどのルールや注意点、また、失語症で分かっているけど、うまく表現できない等のケースもあるため、この結果のみで判断せず、何が苦手か、何が得意かを知り、適切な日々のケア、リハビリのメニューへと繋げていくという具体例も紹介されました。
この日、アロンティアクラブのリハビリテーション部スタッフの他、看護師、介護士、デイケアスタッフ、事務の約20名以上の方々が参加され、専門は違っても、お互い知らない情報を教えて欲しいなどの意見交換も行われ有意義な時間を過ごすことができました。