皆様こんにちは
所長の河村です
本日は前回の投稿の続き、「実際の効果」についてお話させて頂きます
ご覧頂いた通り、私の体は鋼の様に硬く
長座位前屈で、手が足先に触れたことは一度もありませんでした。
学生時代から9年間スポーツはバスケットボールクラブに所属し、社会人では趣味で体を動かすことは好きでしたが、20代前半はフィットネスインストラクターを経て、医療現場15年そして今現在に至ります。(もういいお年です)
まぁ大きな怪我なくよくここまでやって来れたと、つくづく思いますが・・・。
さて、前置きはこの辺で
施術結果は・・・
太腿の後面、ふくらはぎ、腰に約30秒〜1分の振動刺激をそれぞれ与えた結果「7.8㎝」の伸張が見られました
これは一体何の効果??
とご覧の皆様は思われるかと思います。
単なるマッサージ?振動刺激?がここまでの即時効果を与える事は難しいのでは・・・
ふむふむ・・確かに。
ここでしっかり抑えて頂きたいのが、「筋膜の仕組み」です
以前お伝えさせて頂いた中に「筋膜について」少し触れましたが、この筋膜には
「固有感覚受容器」といって、感覚を脳に伝える神経が豊富に含まれていま
す。例えば、『痛い』『くすぐったい』『触られている』『伸ばされている』といっ
た感覚が、皮膚の上から筋膜を介して伝わり、それが脳に認識されることで私たちは
この様な感覚を感じます。
よって、この固有感覚受容器から得た情報が、脳に対して筋の状態(これ以上伸びたら痛いかも?)という情報が少し和らぐと考えられます。
いわゆる、神経生理学的影響ですね
要するに、筋膜は体の動きにとても重要という事です
文献にも「振動刺激による筋緊張抑制」やその効果について触れられてますが、先行研究はたくさんありました。
実際の使用感ですが、私はとてもGoodでした
ただ、使い慣れていない筋肉に対して刺激を入れた際は、少し痛みも感じましたが、徐々に痛みもほぐれて、最終的には気持ちいいが勝ちました。
セラピスト的には、徒手的に細かく筋膜リリースを行うと時間もかかるし、徒手的な技術も必要となるので、短時間で誰でも使えるのであれば、臨床的にもアリかなと
感じました
これから少しずつ使用頻度を増やして、実際にご利用者様へ使ってみようと思います
引き続き、使用結果をご報告して参りますので、どうぞよろしくお願いします。
最後は、今回の実験に付き合ってくれた三上チーフに、ご褒美をあげた時の写真です
それではまた
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