弘善会

脳梗塞リハビリステーションではブログを開設しリハビリに関する情報を随時ご紹介しています。

6カ月の壁について

皆様、おはようございます。本日のブログは、三上が担当します。

当ステーションは、早いもので、開設して約8ヶ月が経ちました。

その8ヶ月の期間で、当ステーションをご利用になられた方々を担当させて頂くと、やはり劇的にご利用前と比較して、麻痺した上下肢が動き始めたり、日常生活場面における動作の質的・量的な変化が現れています。

以前、このブログ内で、【6ヶ月の壁】について、お伝えしました。

今回は、8ヶ月経過したこの時点で、もう一度この6ヶ月の壁について、私見も含めてお伝え出来ればと思います。

①.6ヶ月の壁について、再度お伝えします。

一般的に脳卒中後の機能回復は、発症から約1か月程度はスムーズに回復傾向を示し、その後徐々に回復が緩やかに生じます。

その後、発症後3ヶ月程度でおおよその回復が生じ、6ヶ月を超えると劇的な変化が生じなくなると言われています。

この時期に残存した障害が、脳卒中の後遺症といえます。

一般的に、6ヶ月を超えた時期からを、「プラトー(停滞期)」と称します。

※プラトー(停滞期)とは:

それまで変化していた物事が安定期に入ることを意味する語。

フランス語由来の語で、水平状態、定常状態などを意味する語。

このように、プラトーの時期に突入した脳卒中後遺症の患者様は、劇的に変化しにくい状態に入ると言われています。

②プラトーに達すると、変化しないのか?

 

ここからが重要です!!

 

これに関しては、私見を含みますが、個人差はあるにしても、変化することは可能だと考えています。

では、変化するために重要なことはなにが必要なのか?

以前のブログでは…

「いかに普段と違う介入や指導を受けることが出来るか」

「普段実施していることに【+α】を見出すことが出来るか」

とお伝えしました。

ただ、それ以上に重要なことがあると最近思っています。

 

それは、利用者様と将来的にどの様になりたいかという【明確なビジョン】や【明確なビジョンに向けた現在の課題】などを、どれだけ共有した上で、介入に取り組むことが出来るかが重要だと感じています。

 

また、介入は出来る限り主体的で、かつ能動的な介入であるかも非常に重要です。

 

脳卒中後遺症者の運動学習の研究においても、「課題を達成するための運動学習には、能動的な探索活動が必要であり,知覚循環モデルにしたがって,動くからわかる,わかるから動けることが重要で,能動的に動くことを前提とした介入が不可欠である.」と言われています。

そのことからも、施設内での介入だけではなく、自主トレーニングも含めて、どれだけ主体的かつ能動的に取り組めるかによって、その後の変化の伸び代や期間も大幅に変わってきます。

ステーションを開設して、8ヶ月…

現在、ご利用されている利用者様方は、本当に能動的に自主トレーニングに努めておられ、劇的に変化しておられます。

担当セラピストとしては、本当に嬉しい限りです。

 

要するに、やっぱり【6ヶ月の壁】を、

なんとか打開したいんです。

 

もちろん、脳卒中後遺症を完全に治すことは現状では難しいですが、これに関しては、本気で思っています。

 

よっしゃ!

 

私はこれが言いたかったんです。笑

 

6ヶ月の壁を打開するために、利用者様との信頼関係と大切に、目的・目標を共有しながら日々努力したいと思います。

写真は、先日の所長と私の介入風景です。

 

本日も、臨床頑張りまーす。

 

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