弘善会

タイトル

Q.おふたりの経歴とお仕事内容について教えていただけますか?
半田

平成15年から13年ほど、昔のクリニック時代からお世話になっています。
それまでは違う法人の精神科で勤めていましたが、看護師としてスキルアップするために急性期の病院に行きたいと考え、派遣会社に相談し、紹介されたのがきっかけです。
9年前に当病院が開院し、稼働し始めの頃はまるで「野戦病院」のようでしたが(笑)、それも楽しい思い出となっています。
今年からは、手術室に配属。師長に抜擢いただき、少ないスタッフで戸惑いもありましたが、声をかけあい楽しく仕事ができていると思っています。

松村

入職して5年ほどになります。今は立ち上げたばかりのSCU(脳卒中ケアユニット)で主任をさせていただいております。 普段の仕事としては、発症したばかりの脳卒中の患者様の看護をさせていただいています。 2年前、脳卒中リハビリテーション認定看護師の資格を取得し、全体の看護の質の向上に努めているのと、病院外のケアマネの方やヘルパーの方、また地域住人の方に予防や看護について講演させていただくこともあります。

今年は病院として、地域の様々な福祉施設などを回るイベントに初参加。 子どもたちとも触れ合うことができ、楽しく地域の方と交流ができました。

Q.おふたりが看護師を目指されたきっかけを教えていただけますか?
松村

進路を考えはじめた当初は大学進学希望でしたが、時代が就職難だった(昭和50年のお生まれ)こともあり、将来に不安を感じていました。いとこに看護師がいて、父親に「人に感謝される仕事」だからと看護師になることを勧められたのが最初のきっかけでした。
ただ当初は不安の方が大きかったですが、父に「どんな仕事だって大変だ」と諭されて以来、私自身も「大変でない仕事はつまらない」と考えるようになり、看護学校への進学を決めました。

半田

高校3年生の頃、先生に看護学校を勧められたことがきっかけです。
当時(松村様と同年齢)、高齢化社会が来るという報道をよく聞いていたため、これからの時代に合う仕事だなとも思っていました。
近所に看護師のお姉さんがいた環境や、父の薬をもらうためにクリニックによく行っていたこともあり、「病院は怖い」といった思いが全くなかったことも影響したかもしれません。

Q.実際に看護の仕事を始めてからのギャップなどはありましたか?
半田

最初の4年間、精神科で仕事をさせていただいていたころ。入院されている患者様と接しているのが本当に楽しかったと記憶しています。
こちらの急性期の病院に移ってからは、最初は寝たきりで動けなかった患者様が、わずか数日で劇的に良くなっていらしゃることも多く、そういった場面に出会えるたびに、看護師になってよかったと実感しています。

松村

看護学校時代の3年間は、本当に厳しくて、「もう病院に行きたくない…」と思う日々でした。
それが、実際に働き出すと、覚えることや責任も増し大変でしたが、患者様と接することでやりがいも感じ、看護学校に比べて楽しかったというのが率直な感想でした。
夏休みなどで長期の休暇をいただいても「早く病院に行きたいなぁ(笑)」と思うほどに仕事が楽しいです。

Q.矢木脳神経外科病院に入って良かったと思うエピソードを教えていただけますか?
半田

30代の頃、妊娠をした際、隣のアパートを借りていただき託児所を作っていただきました。
当時のことを思うと恩しかありません。
それ以降、同じように妊娠をする同僚も増え、院内託児所そして院外託児所と発展していき、有料にもなりましたが、「働くママさん」には心強いサポートをしていただいています。

また看護師が主となり、様々な職種の方に橋渡しを行えることも、仕事上の大きなやりがいだと感じています。

松村

5年ほどのブランクの後、、当時1歳の子供がいたため、託児所のある病院を探していました。
その際、こちらの病院を紹介されましたが、当初「託児所が一杯」だからと断られていました。
その後、参加した就職フェアで、たまたま弘善会が参加していて、看護部長に直談判。その結果、ベビーシッターを雇っていただき、子育てのサポートを行っていただけました。

また私自身、育児をしながらの看護のため、ある種のスキルアップを諦めていましたが、こちらの病院にはうまくモチベーションを上げていただき、結果、脳卒中リハビリテーション認定看護師も取得できるなど、本当に女性にとって働きやすい職場だと思います。

Q.入院・通院される患者様やご家族様へどんなことを心がけて、日々接しておられますか?
半田

病棟では患者の方と話すのが本当に楽しいんですが、オペ室ではそういう訳にはいきません。
そういった悩みを持っていたところ、先輩にアドバイスを受け「術前、術後の不安を除くのも役割」と思うようになり、出来る限り術前、術後の病棟に顔を出し、急性期の不安を和やかにできれば素敵だなあと思っています。
回復していくことを、ご本人様、ご家族の方と一緒に喜んでいきたいと思っています。

松村

SCUは発症直後の患者様が集まられる場所ですし、また脳卒中は突然起きる病気。 患者様、またご家族の方も不安、動揺が大きいので、少しでも心を落ち着かせ、安心していただく中で、必要な情報を提供させていただきたいと考えています。

これまでの経験上、ご本人様だけでなくご家族の方の不安も相当に大きいことを知っていますので、家族ぐるみで心を整えられるようにと取り組んでいます。

Q.今後の目標と、新しく入ってこられる方にアドバイスをお願いします
松村

「脳卒中の看護」というスタイルを確立していきたいです。
私以外の誰でも、みんながきちんと看護できるようにしたいです。
また今よりもっと、患者様、ご家族の気持ちを分かるようになりたいと思います。

私は本当に看護師の仕事ができることを感謝していますし、これから入職される方にも、自分が与えられたことを前向きに取り組んでほしいと思います。
楽しんで仕事をしていただける方と一緒に仕事をしたいなと考えます。

半田

手術室が閉鎖された場所なので、初めの頃は何をやっている場所か、全く分かりませんでした。しかし実際は様々な仕事がありますので、もっと可視化したいですし、場合によっては見学をしていただくのも理解が深まるのではないかと思ったりしています。

他に術前、術後訪問をもっと増やしたいですし、他のスタッフにも浸透させたいなと思っています。

患者様の笑顔が見たいという想いがあり、前向きで、一期一会の仕事を楽しんで取り組める方に、弘善会に入ってきていただきたいと思っています。

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