弘善会

リハビリテーション科

最近では、「十分なリスク管理のもと、できるだけ発症後早期から積極的なリハビリテーションを行うことが強く勧められる(グレードA※)。 又、脳卒中ユニット、脳卒中リハビリテーションユニットなどの組織化された場で、リハビリテーションチームによる集中的なリハビリテーションを行い、早期の退院に向けた積極的な指導を行うことが強く勧められる(グレードA※)」と脳卒中ガイドラインにもあるように、急性期でのリハビリに対する介入時間は非常に重要です。
当院は92床のベッド数に対し、リハビリスタッフはPT:15名、OT:12名、ST:5名の計32名(平成28年度実績)が在籍しております。当院でのリハビリテーション科は、発症された時から患者様に十分なサポートと治療ができるよう、環境を整えております。

※グレードAとは、脳卒中ガイドラインにも記載されている、「根拠のある治療・評価を意味します。」

担当者からのメッセージ

脳卒中に特化したリハビリテーション

作業療法士 河村 公裕

矢木脳神経外科病院は、脳卒中の急性期病院です。しかし、急性期だからと言って、リスク管理だけではありません。平成26年度の診療報酬改定では、急性期においても在宅復帰率を求められています。本来は急性期から在宅生活までを包括してみていかなければ、患者様の生活をサポートすることはできません。だからこそ、急性期から在宅生活を想定し、その方にあったリハビリテーションを行わなければいけません。

最近では、さまざまなリハビリテーションの内容があり、科学的な根拠を基に発展してきております。しかし、いまだ確立された内容はなく、各々の病院によって内容は異なります。当院では、PT・OT・STが各専門領域を活かしながら、一人の患者様の症状に合わせて個別性を大事に進めております。麻痺や機能的な問題がある方は、機能的アプローチを。認知的な問題がある方は、環境調整から関わり方まで。その方やご家族様のニーズに合わせてリハビリテーションを行います。

私達は専門職としてスペシャリストを目指すとともに、一人の人間として心から患者様・ご家族の方々をサポートしていきます。

作業療法士 河村 公裕

固定概念にとらわれない柔軟な発想

今も尚、街中で「リハビリテーション」という看板を数多く目にします。皆さんは、この言葉を聞いて何を想像しますか?体を強くする、病気や怪我をした所を治す…。などさまざまなイメージをお持ちだと思います。では、「脳卒中のリハビリ」は?いったい何をするのでしょうか?

実は、今現在この内容に対してさまざまな協議がなされています。エビデンスに基づいた内容であったり、各々の病院での専門的治療(徒手的なアプローチ、他)などがあります。

当院では、脳卒中に対して、神経学的背景を基にリハビリテーションを行っております。例えば、麻痺が出たら、状態によっては関節を動かすことはできません。では、筋肉や関節を動かすことだけでその症状は改善するでしょうか?私たちはすべて脳からの指令に基づいています。そうです、脳に対してリハビリを行わないと、脳卒中における麻痺はよくなりません。症状には、脳梗塞や脳出血を起こした場所により異なります。これらのことをふまえながら、固定概念にとらわれず、常に柔軟な対応を心がけております。

リハビリテーション

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